湘南英語クラブ代表の水野ケンです。
2020年はコロナと向き合わなくてはいけない年になってしまいましが、皆さんはどのようなライフスタイルを確立していますか?
ワタクシも世の中の動きを見つつ、コロナ対策として、生活習慣を少し見直しながらも、楽しく2020年の夏を楽しめるよう工夫をしています。
さて、本題です。TOEICも公開試験の人数制限をしたりしているようですが 、コロナ対策の一環として、IPテストがオンラインで受験できるようになっています。
(現在は教育団体や企業などでは学生や社員の方が受験をしています。)
このTOEIC IPオンラインテスト、通常の公開試験とは形式が異なっていて、それなりの対策が必要のようです。今日はこのテストの考察をしてみましょう。
TOEIC Listening & Reading IPテスト(オンライン)|団体のご担当者様|【公式】TOEIC Program|IIBC
TOEIC IP オンラインテストの出題形式 主な特徴
①テスト時間は1時間、問題数は90問
公開試験の時間が2時間、問題数100問であることを考えると、短く、少ないテストになってます。ということは、集中力が持続しやすいことは想像できます。実際、オンライン受験をした方にお伺いしてみると、
「公開試験のように、途中で集中力が切れたりすることはなくなった」
とのことでした。
②Unit 1は共通問題、Unit 2は人によって違う問題が出題。
これがオンラインの大きな特徴です。
共通問題となるUnit 1の成績に準じて、Unit 2は異なる問題に取り組む形式で、これはアルゴリズムなどを使って、その人の力に合わせた問題がUnit 2では出されるのでしょう。
Unit 1はUnit 2よりも難易度が低い問題が出されることは容易に推察されます。
③PCを使用しての受験・・設問の先読みはできない、スクロールするので読みにくい
PCの画面を見ながらの受験するのですが、リスニングはPart 3、Part 4の問題がアナウンスされた直後に設問が画面に現れるので、公開テストのように事前に設問の先読みができません。
またUnit 2に登場する長めの文章などはスクロールしないといけないので、ちょっと読みにくいようです。
ざっとこのような3つが特徴と思います。それらの対策としては次のようなことが挙げられます。
①オンラインテストは短距離走・・・試験時間が1時間であること、Unit 1の結果によって、ある意味の「足きり」をされるので、初回から集中力を切らさずに受験をすることは重要でしょう。
②リテンションを高める・・・リテンションとは直前に聞いたり読んだりした英語を短期的に記憶するスキルのことですが、問題の先読みができないPart 3,4対策としてこれを実践されることをお勧めします。
③PCの英文を読むことに慣れる・・・割と学習者の中には、「PCで英文を読むのは慣れなくて・・・・」という方は少なくありません。
特に鉛筆で文字を追いかけながら読む癖のある人などにとっては苦痛なのではないでしょうか。今からネットで英語を読む癖などをつけて、ご自身の英語力がオンラインテストでも反映されるようにしておきましょう。
以上、簡単にTOEIC IP、オンラインテストの概要ならび対策をお話しました。
コロナ時代ともいわれる世の中で、これからオンラインによるテスト受験も増えてくることも予測されます。できる準備をしておきましょう。