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TOEICにも出題される? 忖度問題

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皆さんこんにちは。湘南英語クラブ、代表の水野ケンです。

スキャンダルまみれの日本の政治を代表する言葉に、

「忖度」

がありますが、これ、TOEICの問題でも出題されることはご存じでしたか?

 

そもそも忖度とは、「人の意図を察したり、予測すること」が定義ですよね。

つまり、はっきりと言ったり、書いてはいないのですが、文脈から、

「多分こういうことを言いたいのだな!」

 と推測をすることですよね。

 

TOEICにおいては、忖度はリーディングセクションでこのような設問で出題されます。

What is suggested / implied about ABC Company?

(ABC Companyについて示唆されていることは何でしょう)

 

お分かりでしょうか。

 

suggest / implyの意味は、「示唆」ですが、もう少し分かりやすくいうと

「ほのめかされている

と言った方が分かりやすいかもしれません。

 

この設問が出た場合、本文には、はっきりと正解は書かれていないので、

「ほのめかされている情報」を見つけること・・・これがTOEICでの、

忖度

問題で、まあ難問とされています。

 

たとえば正解が、It went bankrupt. (倒産した)

だとすると、本文には

ABC Company has closed its door. (ABC Companyは幕を下ろした)

のように書かれていたりしますし、場合によっては、

filing for corporate reorgnization act (会社更生法を申請した)

と書かれていないこともあります。

このようにヒントになる文章から類推する問題で、英語でも忖度があることが分かります。

 

もっとも、TOEICと政治の世界の忖度の違いは、

TOEICは忖度の根拠を論理的に導きますが、 

政治の世界では、

やくざのような政治家の顔色を見るだけで、忖度をすることですね。

論理的に物事を考えなければいけない政治家や官僚が、このような低レベルの有様なの

のは、まあ嘆かわしい限りです。

 

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