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そもそも集中力って? を考えてみた

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皆さんこんにちは、湘南英語クラブの水野ケンです。

さあ、2021年が始まりました。

まだ、コロナ収束は道半ば、なかなか新しい気持ちで新年を迎えにくい気分ではあります。

ですが、自分ではコントロールできないことをあれこれを思い悩みすぎても仕方ありません、

「自分でできることはしっかりと行い、ある程度の覚悟を持って、前を向いて進む」

これを2021年の抱負としたいと思います。

 

今日は集中力について、考えてみようかと思います。

集中力は、英語学習にかぎらず日々の仕事をしていく上でも大切で、これが低いと注意力散漫になり、よい業務パフォーマンスにつながりません。

集中力を高めるためには、どんなことを留意したらいいのか、科学的な観点も考察してみました。

 1.適度な休憩をはさみながら45分が理想

ベネッセコーポレーションによる集中力の実験によれば、休憩をしながら

15分×3=45分勉強をした。

方が、

連即して60分勉強した

よりもテストの点数が高かったという結果がでたそうです。

そもそも人間の集中力は持続できるのが23分とも言われています。なので、適度な休憩をしながら、短期集中型が効率的ということが言えます。

2.シングルタスクよりもマルチタスク

スポーツ選手などを見ていると。野球なら、ヒットの為の

「この一球」

ゴルフなら、優勝の為の

「このパット」

に集中するように、一つのことにフォーカスをすることが求められます。

それが、一度にあれもこれもとやってしまうと、注意散漫となり、思うような効果を得ることができません。

英語学習であれば、今、学んでいる「この」リスニングやリーディングに1点集中する。

というスタンスで臨みましょう。

3.部屋はきれいに整理、静かな環境を作ろう

2とも関連しますが、視覚や聴覚の刺激もシングルタスクを行う上では集中力の妨げになるようです。

あまり部屋をいろんな物で散らかしておかない、又、よけいな騒音も遮断しておくことがいいでしょう。

ただし川の流れや、鳥の声などの自然の音、植物を少しおくと、リラックスをして集中にはよいという研究結果もでています。

よくカフェなどで静かなBGMなどが流れていますが、あの程度のものであればプラスの効果も期待できるでしょう、

4.適度に体を動かす。

長時間椅子に座ってパソコンで仕事をされたことってありませんか?

肩がこったり、目が疲れたりと疲労が蓄積されます。集中力の維持する為には、立ったり座ったり、あるいはストレッチをするなどをすると、体の心拍数が上がり、集中力が上がっていいでしょう。

 

思うにワタクシも教壇に立ちますが、しばしば1時間程度の講義をしていると、参加者の中には居眠りをしてしまう人もおり、高校の先生などは、

コラ、居眠りするな!

 などと怒られたものです。

しかし、このように人間の体メカニズムから言えば、これは仕方のないことのようです。これはむしろ教える側が工夫をすべきことと考えます。

ワタクシはZoomなどの授業をしますが、適当に休憩を入れたりしながら、学生さんが集中しやすいようにクラス設計をしています。

 

人間の集中力のメカニズム、分かっておいて損はないでしょう。