皆さんこんにちは。湘南英語クラブ代表の水野ケンです。
コロナ渦における「英語の資格試験」は、現在どのような対応をしているのでしょうか。
当クラブでも、オンライン・レッスンを提供しているTOEIC(r) L&R Test ,英検TOEFL(r)、TOEFL(r) iBT のコロナ渦の受験にあたり、実施している対策を考察してみました。
試験会場での対策はほぼ同じ。
どの試験会場も、「消毒液の設置」、「換気の徹底」、「距離を空けての受験」「受験者の検温」は実施しています。当然、受験者はマスク着用での受験となります。
各試験団体の対応策としては、TOEFL(r) iBTはコロナ関連で閉鎖する試験会場があれば、HP上で適宜アナウンスをしています。
英検は級別に実施時間を変更するなどして、たくさんの受験者が密にならない工夫をしており、TOEIC(r) L&R Testは午前、午後の2回に分けた受験を実施しています。
TOEIC(r) L&R Testの申し込みは抽選制
ちょっと注意が必要かな、と思うのがTOEIC(r) L&Rの申し込み方法、
会場が密にならないように、人数制限の影響なのからでしょうか、申し込みは抽選制となっています。
手続きとしては、公式HPへアクセスして指定の方法で申し込み、さらに受験料を支払って完了となります。仮に抽選に外れて、受験できない場合は受験料は返金されます。 英検、TOEFL(r) iBTは申し込み方法に変更はありません。(ちなみに私は2回連続でTOEIC(r) L&R Test が抽選もれとなってしまいました。)
自宅受験ができるTOEFL(r) iBT
コロナ対策という意味では、TOEFL(r) iBtが自宅受験を可能としたのは特筆すべきことでしょう。これはTOEFL iBTを実施しているETSが、指定するパソコンとウェブカメラ、下書き用のホワイトボードを準備して、受験をするもので、受験者からは、
「好きな時間帯で受けられて、自宅でできるので割といい」
と評判はいいようです。
これからは主流?オンライン教育
今のところ自宅受験ができるのは、TOEFL(r) iBTだけですが、他の試験も技術的にはオンライン受験は可能です。
TOEIC(r) L&R Testは特定の団体に対して、自宅での受験を実施しています。
英検も自宅では受験はできないものの、オンライン受験は、コロナ以前から実施はしています。(大学受験を民間試験にしようとした際に、準備はできているわけですね)
英語教育の現場はコロナ渦において、このような対応をしているわけですが、割とオンラインでの対応がスムースに進んでいるようです。
Zoomを使った英語の指導も、対面とほぼ変わらず指導ができ、割と良いのでは、と私は思います。また、オンライン授業はコロナがあってもなくても成立していたので、大学などでは「オンライン留学」も導入されていて、これからは英語教育の主流になっていきそうな感じがします。
★英検協会HPの試験のコロナ対策
★TOEIC(r) L&R Test公式HPの試験実施上のコロナ対策
公開テスト実施における新型コロナウイルス対応について|インフォメーション|IIBC
★TOEFL(r) iBTHPの試験上のコロナ対策
https://www.toefl-ibt.jp/dcms_media/other/info_20200602.pdf
★動画はTOEFL(r) iBTの自宅試験の手順