皆さんこんにちは。湘南英語クラブ代表の水野ケンです。
世の中は今、コロナ感染爆発の中、医療機関を中心に大変な状況が続いています。
今の政権は無策なので、すぐに落ち着いた世の中にはなりそうもありません。
個々人ができるだけのことをして、体調には留意していきましょう。
さて、今回の本題です。当クラブでも提供させいただいている、英検、TOEFL、TOEICのスコア比較をしてみようかと思います。
英語学習者が、自分の英語力を客観的に把握することは、目標達成の為にも大切です。その際、たとえば、
英検2級でTOEICを受ければ何点ぐらいとれるのか?
といった目安が分かれば効率よく学習計画を立てることができます。
今回は、各テストの相関の目安を、指導者としての経験、同僚の先生方とのお話、学校や企業での目安などから、よく聞く話をご紹介していきましょう。
先生たちからよく聞くお話
・英検1級取得者の人は、TOEFL100点ぐらい
★これは、こうしたプロファイリングの人が少なからずいたことと、同僚の先生方からも同様のコメントをいただくことがあります。英検1級取得者がTOEFLで高い、スコアを出せるのは、英検とTOEFLがアカデミックな問題傾向があること、出題形式に類似性があることからこうした傾向が見られるからでしょう。
学校などで使っている目安
・大学ではTOEIC720以上の人は、留学先の授業では上級レベル、米国の大学レベルの授業に参加が許されるところがある。
・大学での語学留学で英語学習を終わった学生が、TOEFL80点、TOEIC900点以上を取得して帰国してくるケースは多い。
・語学留学の最低要件にTOEIC600点以上としているところが割と多い。
★大学では、卒業までにTOEIC650を必須としている大学などもあり、企業でも新入社員に求める英語力として挙げている平均ということもあり、600以上が一つの目安にはなっているようです。
企業などで聞かれる話
・企業や大学で英語が専門でない人が、英語を再開したい場合、TOEICであれば、500点、英検だったら2級レベルを中間目標とする指導者も多い。
・海外赴任の要件としてTOEIC800以上を課す企業も散見される。
・外資系などは、社員の平均レベルが900というところはざらにあるようだ。
★ざっくりと申し上げますと、技術系の方にはTOEIC600点程度を求める企業などが多いように思われ、企業内のTOEICコースとしては、500、650ぐらいがメイン。800以上はプライベートで授業をすることがあるようです。
以上のことを勘案しますと、それぞれの試験の相関関係をまとめると次のようになります。
TOEFL120~116
TOEFL109~116
TOEFL90~108 英検1級 TOEIC970~990
TOEFL80~89 英検準1級 TOEIC740~950
TOEFL67~75 英検2級 TOEIC550~650
いかがでしょうか?
この夏、久しぶりに英語を開始したい。現在とは違う試験に挑戦したいと思っておられる学習者の皆さん、こうした目安を参考に是非資格試験に挑戦していただければと思います。
★湘南英語クラブではオンライン資格試験対策を指導しています。
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