皆さんこんにちは。湘南英語クラブ、代表の水野ケンです。
世の中では、あっという間にロシアのウクライナ攻撃の話題が世界中を席巻しています。
グローバルな世界にとって、何一つプラスにならない蛮行に、世界中からロシアへの避難の声が上がっています。
様々な団体がウクライナ支援活動を行っています。その中の国連の支援活動基金運動のサイトを紹介します。
賛同される方は是非募金を!
さて、本日の話題はTOEICの解答テクニックでよく聞かれる質問
「リスニング問題は英文を聞きながら答えるか? 聞き終わってから答えるか?」
ということに関して考察をしたいと思います。
TOEICのリスニングのPart 3, 4は英文を聞き、後に続く3つの質問を制限時間内に答えるわけですが、問題を「先読み」して解答することが基本作戦です。
ところが、その際
①英文を聞きながら、分かった段階ですぐに解答をする人と、
②まずは、英文を最後まで聞き終わってから解答をする人
がおられますが、皆さんはどちらですか?
正直、英語力がつきはじめて、TOEICの試験に慣れてくれば、
①
の方法で解答をする人が多くなってくるのは想像に難くありません。
ですが、だからといって
②
がダメという訳でもありません。
実際、私が指導した学習者の方で②の方法で800点代を獲得された人もおられます。
結論を申し上げれば、
「どちらでも好きな方法でOK」
だと思います。
ただし、これらの方法はそれぞれの下記のようなメリットとデメリットがあります。
①のメリット
聞こえた段階ですぐに答えるので、1セットの問題が早く終わり、次のセットの質問の先読みが余裕をもってできる。
①のデメリット
聞きながら行うので、一つの問題の解答をしている間に2問目、あるいは3問目の質問のヒントを聞きのがしてしまうリスクあり。
*このリスクを防止するには、問題の先読みをしっかりと行うこと。それによって、聞き逃しをある程度防止することができる。
②のメリット
英文を最後まで聞くので、聞き逃しすることがない。
②のデメリット
聞き終わって解答をする際に、質問の解答が何だったかを忘れてしまうリスクがある。
*このリスクを防止するには、記憶をしっかりとしておくこと。(これを記憶保持法・・・リテンションといいます)
いかがでしょうか?あなたはどちらを選びますか?
いままで多くの学習者の皆さんを観察してきましたが、その方の英語力はもちろん、性格によっても、どちらの方法を採用するかは異なるようです。
例えば、
「先読みして、リスニングしながら解答するなんて短時間ではできない」
「まずはリスニングに集中したい」
という方は②の方法をされますし、
「効率よく2つのコとを一度にできる」という方は①を採用しているようです。
そして、どちらにしても、共通に大切なことは、繰り返し実戦形式の問題をして、自分の解答方法を定着させることでしょう。
Practice! Practice! Practrce!