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巷で噂のChatGPT、使ってみました。

  

           

 

皆さんこんにちは。湘南英語クラブ、代表のケン水野です。

 

今世の中を騒がせている話題にChat GPTがありますね。この対話型AI、マスメディア

では、

 

ChatGPTは世界を変える!

 

などと、大げさな騒ぎ方をしているようですが、、、、

 

私達英語教育業界ではどうなのか、ちょっと使ってみました。

 

一番便利だなと感じたのが、このAIが自分で作る文章作成能力。

 

我々の業界であれば、試験問題の作成、英文の作成や自分の英文チェック、論文の

要約といったところなのですが、他の翻訳ソフトなどと決定的に違うのが、創作

できるところです。

 

たとえば、論文を要約するにしても、

「小学生でもわかるように簡単に説明して」

といったリクエストにも対応できて、なかなかのお利巧さんぶりを発揮します。

 

ただ、あれ? と思うこともあって、例えば、

TOEICテストのPart 5の問題を作って」

とお願いしてみると、なぜか、Part 7の問題を作成してきました。

 

その他、英会話をしてくれたり、英語で物語なども作ってくれます。

精度はまだ課題はありそうですが、もしかすると、

 

英語資格試験の対策本が書店から姿を消す。

なんてことはあるのかもしれませんね。

 

また、マスメディアは

「ChatGPTの登場で世の中から仕事がなくなる」

 

などとして、教師の職業を挙げていました。

 

これ、実際どうなのでしょう?

 

教師として気になるので、私はChatGPTに、こんな質問を2つしてみました。

 

第一問 ChatGPTはよい先生をどのように定義してるのか?

こちらはこんな答えでした。

AIとして、主観的な定義はできませんが、下記のような素養がよい先生とされると思われます。

1.学生からの高評価(Positive feedback from the students)

2.学生への深いかかわりができる人(High student engagement)

3.指導した学生の成功 (Success of students)

4.プロの先生としての技量 (Professional development)

5.評判(Reputation)

第二問 ChatGPTは良い先生をどうやって評価するのか?

こちらがChatGPTの解答

AIとして、主観的な定義はできませんが、下記のような素養がよい先生とされるという主観的なデータがあります。

1.学生の成績 (Student performance)

2.教え方 (Teaching methods)

3.コミュニケーション能力(Communication skills)

4.知識 (Knowledge of subject matter)

5.クラス運営 (Classroom management)

6.プロとしての技量(Professional development)

 

いかがでしょうか?まあ、無難なお返事ですが、

AIなので、客観的なデータは言えない

などと言ってくるあたり、お利巧さんな感じがしますね。

 

これらの実験から、まだまだAIが教師の仕事を奪う、とまではいきませんが、

我々にとって有能なツールであることは変わりはなさそうです。

 

また、懸念があるとすれば、

管理をする側の人間が、管理される人間にこのAIを悪用する可能性はありそう。

(政治家が国会答弁でAIを使う、なんてニュースもあったようです。)

 

少なくとも、手塚治虫のマンガのように、

 

意思をもったAIに人間が支配される

 

なんてことは今のところはなさそうです。

ただ、スマホ同様、こうした便利なツールが私達自身が怠惰にしてしまう可能性も捨て

きれません。

 

結局、これをどう使うか?

 

問われているのは、我々人間なのでしょう。

 

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#ChatGPT